第17回 インターネット広告の今後(2)

電子クーポン

電子情報技術産業協会(JEITA)の調査によると、ワンセグを受信できる携帯端末の出荷台数は7月末で1000万台を突破しています。 この普及に伴い「ワンセグ」を広告媒体として活用する動きが活発化しています。 日本テレビ放送網とNTTドコモ社が飲料会社と共同で開始した電子クーポンの宣伝広告としての実験を開始しています。 生活者はワンセグ対応の携帯でクーポンを取得して、自動販売機に携帯電話を利用して新製品を無料で手に入れることができるという仕組みです。

NGN

NGNネットワークはIPをベースにしながらも、信頼性・セキュリティを確保しながら、高品質のコンテンツを双方向で配信・コニュニケーションする 次世代ネットワークです。NGN内で視聴者の属性に合わせた広告配信がすでに実験段階に入っています。

ネットTVに選べるCM広告

JCOM社は今秋からインターネットを使った双方向のTV広告を開始すると発表しています。 PCでインターネット広告を見るように、リモコン操作で生活者が関心のある広告を選択して視聴できる仕組みです。 広告主にとっては、広告の効果を正確に分析することができます。生活者にとっては自分の興味・関心のある広告を選ぶことができます。 さらに広告の商品・サービスについて詳しく知りたければ、すぐにカタログや商品情報を送ってもらうことができます。 IP情報を利用すれば、地域を特定するこができ、地域に特化した広告の配信が可能になります。

屋外広告

従来の屋外広告は一定期間固定で広告を表示していました。IP化が浸透するにつれ、屋外広告の装置と広告配信サーバーをネットワークで連携させることにより、 PCのインターネット広告と同様のクリエィティブを配信することが可能になるでしょう。

動画配信

ユーチューブ社も8月末から動画広告を開始しました。広告はビデオの下に表示されます。 視聴者が広告をクリックすると広告画面が表示され、閲覧者の地域、ビデオの内容に合致する広告が表示される仕組みです。 また、広告収入はビデオ所有者にも分配する方法を取っています。 動画配信では消費者が作成するCMも米国で広がっています。

ブログ/SNS/チャット

ブログ分析で口コミ評価を行いマーケティングに生かす試みが本格化してきました。 企業のマーケッティングに口コミがデータ収集のひとつとして確立されてきています。 口コミ広告も広がってきています。専用サイトにブロガーに広告主の商品やサービスについて感想を書き込みをしてもらい、 口コミ効果を狙う方法です。口コミマーケティングを専業とする事業者も増えてきており、一般的手法になりつつあります。