第6回 会員サイト事例「人材サイト」

会員サイトのターゲティング事例(人材サイト)

「行動ターゲティングとLPO」の第6回です。

前回は化粧品通販の事例を説明しました。 第6回は会員サイトにおける事例をご紹介します。

会員サイトにおけるターゲティング

人材サイトの事例です。このサイトは会員登録制で特定の分野における転職紹介・斡旋を行っています。 行動ターゲティング導入前には以下の課題がありました。

課題

  • 会員・非会員に対しても同一のコンテンツを表示していた。
  • 非会員向けに効果的に会員登録を訴求したい
  • 会員に対してはログインしなくても、会員向けの情報を提供したい。
  • 閲覧履歴で関心のある職種でターゲティングしたい

これまでは会員・非会員の両方に対してTOPページで同じコンテツンを表示していました。 会員に対しても、会員登録を促すコンテンツが表示されており、会員向けの情報は ログインしなければ表示されないようになっていました。 また、流入ユーザは職種で検索してサイトを訪問することがわかっていましたので、 訪問者の関心にあわせたコンテンツを表示させたいという要望が各部署からあがっていました。

訪問者に合った情報を表示する

訪問者に合った情報を出し分けたい

課題を検討して以下の対策をとることにしました。

TOPページで会員・非会員を識別して、
1)非会員向けのコンテンツ表示
2)会員向けのコンテンツ表示
3)過去の閲覧履歴から職種に応じたコンテンツを表示

訪問者に合った情報を表示することによって、応募意欲を喚起させることを狙いとしました。

TOPページでターゲティング

TOPページで会員・非会員を識別したコンテンツを出し分けた結果、以下のような効果がありました。

【TOPページでターゲティング】 TOPページでターゲティング

TOPページに流入したユーザが会員の場合は、
会員向けの情報へのナビゲーションを表示
会員登録情報(属性)から対象業界向けのセミナー情報を表示
非会員の場合は、
会員に登録するメリットを訴求
会員登録キャンペーン情報を表示

【閲覧履歴でターゲティング】 閲覧履歴でターゲティング

また、過去の閲覧履歴で最も関心のあると推定される職種の キャッチコピーをいれたクリエィティブを表示することにより、 応募を訴求しました。

その結果、効果があがりました。

  • 既会員の応募率が導入前月と比較して大幅に向上
  • 導入後1ヶ月の会員登録→応募数が前年対比7%向上

導入にあたって、特に意識した点は以下のとおりです。

  • ファーストビューに違和感なく、ターゲティングエリアを設ける
  • 会員登録・キャンペーンキャッチを定期的に更新
  • 閲覧履歴でターゲティングする際のキャッチコピー

今後の展開

今後は次の施策を検討中です。

  • 会員を登録情報で細かくセグメントして、特定の企業を推薦
  • 非会員を訪問回数によってターゲティング
  • 会員登録後、応募していないユーザに対してのターゲティング施策

今回のポイント

この会員サイトの施策のポイントは以下の通りです。

  • TOPページの目立つ場所でターゲティング
  • 会員・非会員を識別してターゲティング
  • 非会員→会員→応募を分析・評価