第5回 LPO事例(化粧品通販)

LPO対策の改善事例(化粧品通販)

「行動ターゲティングとLPO」の第5回です。

これから数回に渡って活用例をご紹介します。

最初の事例はLPO+再訪問ユーザをリターゲティングした化粧品通販サイトの例です。

これまでの課題

この通販サイトではリスティング広告のランディングページを複数作成して 一定の効果をあげていましたが、いくつか課題がありました。

これまでのLPOの利用方法

従来はランディングページを広告カテゴリ毎に制作していたので、 変更およびメンテナンスのたびに費用が発生していました。 またac cruiserで広告流入後のユーザの行動を分析すると、広告から流入して離脱した 訪問ユーザは再訪問時は会社名か直接流入(ブックマーク)でTOPページへ 流入してくるケースが多いことがわかってきました。

【LP流入後のユーザの行動】 LP流入後のユーザの行動

課題を検討して以下の対策をとることにしました。

  • LPのコンバージョン率は維持する。
  • LPOのランディングページ制作費用を軽減する。
  • 広告流入→再訪問ユーザに対して対策を打つ。

次ページでは対策後の効果について説明します。

リターゲティングの採用

ランディングページをひとつにして、ページ内の画像やボタンを広告にあわせて変更することによって、ページ制作費を抑えました。

【LPを表示部分のみを変更】 LPを表示部分のみを変更

TOPページに過去にLPへ流入したユーザに対してはad insightのリターゲティング機能を利用して、 LPへ流入してきたときの商品に関する画像と注文フォームへのナビゲーションを表示することにしました。

【リターゲティングの採用】 リターゲティングの採用

LPからのコンバージョン数は以前と変わりませんでしたが、再訪問ユーザのコンバージョン数が6%増加しました。

その他に以下の点を工夫しました。 TOPページでリターゲティングした訪問者が注文ページへ遷移した際に商品キャッチの 小さい画像を注文フォームの上部に表示しました。 これにより、注文ページの離脱率が5%改善しました。

【TOPページ→注文ページでターゲティング】 TOPページ→注文ページの改善

また、広告専用のLP以外にもSEO用のLPに対しても同様のLPO→リターゲティングを行いました。

今後の展開

今後は次の施策を検討中です。

  • TOPページのターゲティング手法の改善
  • メルマガからの流入に対してのターゲティング施策
  • 無料会員登録後、CVしていないユーザに対してのターゲティング施策

今回のポイント

この通販サイトの施策のポイントは以下の通りです。

  • LP→再訪問ユーザの行動履歴を分析
  • LPを維持しながら、ページ制作費の抑制
  • TOPページでリターゲティング
  • 注文ページの上部にターゲティング画像の設置