第3回 ソーシャルメディアを活用する目的

ソーシャルメディアを活用する目的

今回は企業がどのようにソーシャルメディアを活用する目的をみていきましょう。 大きく分けると、
マーケティング、セールス、顧客サポート
の3つの目的があると思われます。

ソーシャルメディアを活用する目的

マーケティング

ソーシャルメディアをマーケティングに活用するためには ソーシャルメディア上の消費者の声に耳を傾ける必要があります。 (ソーシャル・リスニング) 自社の商品やサービスについてソーシャルメディア上でどのような 話題がつぶやかれたり、議論されたりしているか、消費者の声を 収集し、分析します。米国では多くの事例が出てきていますが、 日本でも既にソーシャルリスニングに取り組んでいる企業が でてきており、これから活用の段階へ進んでいます。

ソーシャル上の声(データ)を収集・分析することによって

  • 消費者の商品理解
  • ブランディング認知
  • ファンの育成
  • 商品開発
  • 店舗誘導
  • 集客効果

へ役立てることを目的とします。

セールス

「ソーシャルコマース」のような共同購入型、「フラッシュマーケティング」 と呼ばれるクーポン型のサービスが出現しています。 それ以外の業種は分野ではソーシャルメディアをダイレクトに営業に 利用する事例よりも、マーケティング利用を行ったうえで 慎重に取り組んでいるようです。 直接売上につながるというよりは間接的に売上に貢献するための 使い方のほうが多いと思われます。

顧客サポート

FacebookやTwitter上に企業がアカウントを開設する数が増えるにつれ、 企業に問い合わせやウオールに投稿するといった事例が増えています。 「アクティブサポート」と呼ばれる、企業が積極的にソーシャルメディアを活用して、顧客の声に回答する取り組みも始まっています。 または顧客間でコミュニケーションをとってもらうためにソーシャルメディアを利用している場合 採用活動にFacebook等を利用する場合もあります。

ウエブサイトの導線とソーシャルメディアの導線

ウエブサイトの導線とソーシャルメディアの導線は少し違いがあるようです。

ウエブサイトの導線
ソーシャルメディアの導線

このように、従来のウエブサイトへの導線(集客)は検索エンジン、バナー広告、リスティング広告、メルマガ、 アフィリエイトといった媒体から自社サイトへ誘導するといったパターンが主でした。

しかし、ソーシャルメディアでは消費者同士で情報交換、フォロー、拡散といった形で企業サイトを介さず、 ソーシャルメディア上のプラットフォームやアプリ内でコミュニケーションをとり、広がっていきます。

そこへ自社サイトが商品に対しての受け皿となり、コンテンツや商品情報やキャンペーン情報を提供し、 顧客サポートでコミュニケーションをとるといった導線が生まれてきています。

また、ソーシャルプラグインを活用して、いいねボタンやツイートボタン(今後は見た、買ったなどさまざまなタイプのプラグインがでてくるようですが) 自社サイトからソーシャルメディアへの拡散・誘導の導線も生まれました。

自社サイトからソーシャルメディアへの拡散・誘導の導線

このようにソーシャルメディアはウエブサイトにとって集客チャネルのひとつではなく、 新しい導線を生み出しているといえるのではないでしょうか?

次回はソーシャルメディアと関連のある「ビッグデータ」について考察してみたいと思います。