第1回 ソーシャルメディアとは

はじめに

2011年はソーシャルメディアが広く認知される年となりました。 Twitterの爆発的な普及を経てFacebookが日本でも広がり始め、Google社もついに Google+ (グーグル プラス) を投入し、プラットフォーム競争が激しくなってきました。

今回の連載ではウエブサイト運営者の立場から

  • ソーシャルメディアとは
  • メディアの位置づけ
  • ソーシャルメディアはビジネス(企業)にどう結びつくのか
  • ソーシャルメディアの効果測定はどうすればよいのか
  • CRMとの関係
  • ソーシャルメディアを利用してどうアクションするか
  • 社内の体制をどうすればよいのか

をテクノロジーの観点を交えて考察していきたいと思います。

ソーシャルメディアとは?

もともと、インターネットは情報を共有、分散させることから、その歴史が始まっています(*注)。
(注:米国防総省ARPAプロジェクトの一環として、米国の大学や研究所を4台のコンピュータで相互接続したのが始まりと言われているようです)

インターネット上で情報の共有・発信が爆発的に広まったのはブログの登場でしょう。 その後、テキスト情報だけではなく、YouTubeに代表される動画や写真の共有サイトが立ち上がりTwitter(ミニブログと呼ばれた)が誰でも、手軽に情報発信することを可能にしました。 もう一つはスマートフォン、タブレット等の新デバイスの登場もこれらの情報共有・発信を強力に推し進めました(それは今も現在進行形です)。

この連載ではソーシャルメディアを
「人と人がインターネットを通じてつながり、コニュニケーションすることのできるメディア」
と定義したいと思います。

ソーシャルメディアは大きな括りでは以下にように分類できるでしょう。

  • 掲示板
  • ブログ
  • 口コミサイト
  • SNS

そして、これからは新しいタイプのメディアが登場するかも知れません。

 

さて、この連載を始めるにあたって、今年に入ってからのFacebook/Twitterから企業サイト(ウエブサイト)への流入(リンククリックからサイトへ移動) の傾向を調べてみました。(これは利用者のシェアではなく、両メディアが企業サイトへ誘導した回数を計測しています)

Facebook/Twitterから企業サイト(ウエブサイト)への流入

3月は震災の影響だと推定されますが、このようにtwitterからの流入より、Facebookが大きく伸びていることがわかります。これは企業がFacebookページを開設したり、TwitterからFacebookへ利用者が流れていることが伺えます。 (もちろん、両方の媒体を使いわけている利用者も多いようです)

短期間でもこのようにTwitterとFacebookで大きな動きがあります。次回からソーシャルメディアの世界を探求することにしましょう。