第6回 SEO/SEMの効果測定(1)

SEO/SEMの効果測定

第5回ではコンバージョンを計測する仕組みや方法について説明しました。 今回はSEO/SEMの計測について説明しましょう。

事前準備

SEO/SEMの測定を行う前に確認しておくことを挙げてみましょう。

  1. 自然検索(オーガニック検索) と検索連動型広告を区別する
  2. 検索連動型広告の流入においてユーザが入力していたキーワードを取得する
  3. SEO対策を施したページの流入キーワードを取得する
  4. 検索連動型広告の出稿情報を測定ツールに定義する
  5. コンバージョン測定の設定を確認する
  6. 測定ツールで取得できる情報を確認しておく

1. 自然検索(オーガニック検索) と検索連動型広告を区別する

自然検索(オーガニック検索)と検索連動型広告を区別できるようにしておく必要があります。 リファラーだけで流入元を判定していると、自然検索と広告が混在してしまい、検索連動型広告の効果検証ができません。 利用している測定ツールに区別してレポートする機能がない場合は、この点を考慮しなければなりません。 第3回で説明したように、最も簡単な方法は広告の出稿時に指定するランディングページに広告と識別するためのパラメータを振っておくことです。 パラメータの有無で自然検索からの流入か、広告からの流入かを区別します。 (*) リダイレクト型の測定ツールの場合は、ランディングページのURLを測定ツールが発行します。この場合はこのような考慮は不要です。

2. 検索連動型広告から流入したユーザが入力していたキーワード

検索連動型広告は中間一致でも関連する出稿した広告を表示することができます。 出稿したキーワードが類似した場合に広告が表示されることがありますが、ユーザの検索の意図と隔離していると、広告がクリックされる確率は低くなります。 実際にユーザが入力したキーワードを取得することはSEM検証に必須項目と言えます。 特にオーバーチュア社の新プラットフォームを利用する場合の効果検証に必要になります。

3. SEO対策を施したページの流入キーワードを取得する

ページに直接検索エンジンから流入してきた場合のキーワードをレポート化します。 この情報はページのリクエストのリファラーから取得することができます。

4. 広告出稿情報を測定ツールに定義する

測定ツールによって仕様は異なりますが、最近のツールでは出稿先、出稿キーワードの登録・管理がブラウザから簡単に行えるようになっています。 広告出稿と合わせて、登録しておきましょう。

5. コンバージョン情報を定義する

コンバージョンURLを定義、またはコンバージョン専用タグを貼り付ける作業を行い、測定できるようにしておきましょう。

6. 測定ツールで取得できる情報を確認

利用している測定ツールで取得・集計可能な情報を把握しておきます。 以下は最低限必要な情報です。

  • 広告からの流入数(クリック数)
  • コンバージョン(できれば直接と間接コンバージョンの区別)
  • 直帰数・率
  • 広告からの再訪問(リピート獲得数・率)
  • 上記をキーワード別(出稿先別)・期間で集計する機能

測定の方法

広告からの流入の識別方法ですが、最近はランディングページのURLにパラメータを振る方法が多いようです。

URLパラメータ

上記の例ではwww.activecore.jp/index.htmlに対してadws=20070101を指定しています。www.activecore.jp/index.html は通常のTOPページの表示、www.activecore.jp/index.html?adws=20070101はアドワーズからTOPページへの流入と識別することができます。

ランディングページに対して、出稿媒体やキーワードの情報(広告出稿時に登録する情報)を紐づけて管理するとレポートがわかりやすくなります。

ランディングページと登録情報

ご利用のツールに分析用に広告の情報を登録する機能やレポートについて事前に確認しておきましょう。

準備ができたら、測定の検証にとりかかりましょう。