第7回 間接効果

間接効果

今回は間接効果についてレポートします。

間接効果とは?

インターネットユーザの行動は、サイト訪問後にすぐにアクション(コンバージョン)することはあまりなく、 他サイトや比較サイト、検索エンジンで情報を調べた後、再訪問してコンバージョンすることが判明しています。 つまり再訪問(リピータ)してコンバージョンした人が、それまでの訪問のきっかけとなった媒体を効果として評価するのが間接効果です。

間接効果とは?

上記の例では5月10日のコンバージョンはGoogleのキーワード(自然キーワード)から発生していますが、 5/1のYahooバナー、5/3のTwitter、と5/5のリスティング広告がコンバージョンに貢献していることを評価する必要があります。 事実、当社の事例でもコンバージョンの50パーセント以上が間接効果が貢献しているお客様サイトが少なくありません。

それでは実際に間接効果はどの媒体でどのくらい効果があるのでしょうか?
そこで、今回の「データで比較するアクセス解析」は間接効果に注目しました。
計測期間は2011年1月1日~1月31日のコンバージョンデータです。 サンプル数は45サイトです。

コンバージョン数と新規・リピータ

今回のコンバージョンデータのサンプル数は148012件で、そのうち初回訪問でのコンバージョンは47973件、再訪問ユーザのコンバージョンは100039件でした。
約3割が初回訪問でコンバージョンしています。コンバージョンの約7割は再訪問ユーザによって占められています。

コンバージョンデータ

何回目の訪問でコンバージョンしているのか?

再訪問ユーザが過去にサイト流入したきっかけとなった流入元(媒体)が間接効果となります。 それではコンバージョンユーザが何回目の訪問でコンバージョンしているかをみてみましょう。

何回目の訪問でコンバージョンする?

約30%のユーザが初回訪問でコンバージョンしていますが、それ以外(リピータ)は平均して2~5回の訪問後にコンバージョンしていることがわかります。 それでは、再訪問後にコンバージョンしたユーザが過去に接触した媒体の内訳を見てみましょう。

間接効果の内訳

間接効果の内訳

最も間接効果の高いのは広告媒体(バナー、アフィリエィト)、検索エンジン(リスティング除く)、リスティング広告(Adwords,Yahoo!)、他サイト、メルマガという結果になりました。

今回の調査結果では、初回訪問でコンバージョンする割合は約30%, 再訪問でコンバージョンしているユーザは70%で、再訪問ユーザのサイト流入のきっかけは広告媒体が最も多いことが判明しました。

媒体の評価において、間接効果の数字も踏まえて分析することは重要です。特に再訪問比率が高い(リピータ)の多いサイトの場合は間接効果も含めて媒体を評価する必要があります。

間接効果があることがわかったら、どの媒体(広告、キーワード)が効果が高かったかを分析します。

ac cruiserをご利用のお客様は「コンバージョンユーザの行動履歴」- 「CVユーザの過去の流入履歴」でコンバージョンユーザが過去に接触(流入)した媒体(広告、検索キーワード、他サイト等)を分析、ランキングしたり、データをダウンロードすることができます。 是非、ご活用ください。