コード決済・キャッシュレス決済とは


コード決済、キャッシュレス決済とは

コード決済:店舗などでバーコードやQRコードを表示し、それを読み取ることで決済を行うこと
例:PayPay、LINE Pay、LINE Pay

キャッシュレス決済:現金を使用せずに決済を行うこと
例:クレジットカード、電子マネー、デビットカード

コード決済は事前に自身の端末にアプリをインストールして、
利用できる店舗でアプリのコードを掲示することで、お金を支払うことができます。
コード決済において現金を使用しないから、
コード決済はキャッシュレス決済の中の一つの手段であると言えます。

日本での普及率

日本でのキャッシュレス決済の利用状況について見てみると、
年々右肩上がりで上昇しており、8年間で約2倍になっています。

キャッシュレス
出典:キャッシュレスの現状と推進(経済産業省資料)


これだけ見ると、日本のキャッシュレス化は進んでいるように思えます。

キャッシュレス

しかし国単位の比率で見てみると、日本は約2割程度と世界と比べてみるとまだまだ低く、
日本のキャッシュレス化は遅れているということがわかります。

なぜ、日本ではキャッシュレス化が他の国と比べ遅れているのか
様々な要因が考えられていますが、その中でも特に

・他国に比べて紙幣の偽造が少ない(現金への信頼度が高い)

・現金を持ち歩く際のリスク(盗難)が低い

・ATMが多い

・キャッシュレス決済を使用できる場所が少ない

・加盟店側が負担する手数料が高い

・決済会社・方法が乱立しており、主要な決済サービスが生まれづらい
(現時点(2019年7月)で〇〇payとつくものだけでも20種類以上)

ということが原因なのではないかと考えられています。

メリット・デメリット

コード決済・キャッシュレス決済におけるメリット、デメリットを実際に使用して決済を行う利用者、
導入するお店の双方の観点から考えると、主に下記の事柄が挙げられます。

利用者

メリット
・お金の管理が楽になる
・ポイントが付く(還元がある)

デメリット
・事前準備が必要
・使用できる場所が限られている
・不正利用させる危険性がある

お店側

メリット
・負担が減る
・お金の管理が楽になる
・来店促進につながる
・顧客の満足度が上がる

デメリット
・時間、手間がかかる
・お金がかかる(初期費用、手数料)
・スタッフ教育に手間・時間がかかる
 またお店側としては、そもそも導入によるメリットを感じられないという声もあります。

キャッシュレス

日本ではまだまだ普及率が低く、キャッシュレス化に反対の声も多く存在します。
最近では不正利用問題も発生しており、不信感が高まっているのも事実です。

現在、現金決済には年間約1兆円ほどのコストがかかっていると言われています。
現金決済を行うには必ず人手が必要であり、
様々な業界で人手不足が提唱されている今、人手を確保することは困難を極めています。

また来年2020年には東京五輪、2025年には大阪万博が開催され、
これまで以上に多くの外国人観光客が訪日されることが予想されています。
コード決済・キャッシュレス決済が普及してる外国人の方々にとっては、
今の現金決済が主流の日本の環境をストレスと感じてしまう人は少なくはないのでしょうか?

準備が面倒、不信感があるなど手を出しにくいと思う理由は様々あるかと思います。
しかし、私たち利用者が積極的に利用していかないと
導入する側も導入するメリットを感じることはなかなかなく、
キャッシュレス化は進行しないのではないのでしょうか。

実際に利用してみたら、思いのほか簡単で便利ではないかという気づきが生まれるかもしれません。
まずはちょっとした、コンビニでの買い物などから始めてみて
実際に利用してみてから現金決済、コード決済、キャッシュレス決済の
それぞれのよさ、使い方について判断してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・キャッシュレスの現状と推進(経済産業省資料)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000506129.pdf
・キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/credit_carddata/pdf/009_03_00.pdf
・お金に関する生活者意識調査(博報堂生活総合研究所)
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2017/12/20171215.pdf