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【最新版】私達の身の回りで使われているAI


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今新聞・雑誌・メディアで頻繁に目にする「人工知能(AI)」。実はAIには明確な定義がないことをご存知でしょうか。

今回は、最近よく聞くAIというキーワードについて、身近な活用事例を交えて理解を深めていきたいと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。

目次
1.人工知能(AI)とは
2.私達の身近で使われているAI事例
3.AIの今後
4.まとめ

1.人工知能(AI)とは

AIとは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)の略で、人工知能のことを指します。

実はAI、専門家によって様々な定義があり、現時点で統一化された定義というものは存在しません。 カリフォルニア大学バークレー校 教授 ジョン・サール氏によれば「コンピュータを用いて人間と同様の知能を実現させること」とされています。 また、国内の主な研究者(13名)によるAIの定義は以下の通りです。

国内の主な研究者(13名)によるAIの定義

国内の主な研究者(13名)によるAIの定義

※出典:松尾豊「人工知能は人間を超えるか」(KADOKAWA)p.45

このAIですが、「強いAI」「弱いAI」といった2つのアプローチがあります。

《強いAI・弱いAIとは》
●強いAI:人間の知能そのものを機械で作る(新たに人間の知能を持っているものを作る)
●弱いAI:人間が知能で行っていることを機械にさせる(人間の思考パターンを機械で置き換える)

例えば映画や小説、アニメに登場するようなロボットは、人間のように感情を持ち、物事を認識し、意思決定を行うことができます。このロボットは「強いAI」です。強いAIは、汎用型AIと呼ばれる場合もあります。
一方で、Apple社のSiri(音声認識)やGoogleの画像検索のように、特定の仕事を処理することに特化したAIが「弱いAI」です。弱いAIは、特化型AIと呼ばれる場合もあります。

AIは画像解析、音声解析、自然言語処理などの分野で幅広く使われていますが、今現在、世の中に出ているAIの全てが弱いAIであり、強いAIはまだまだ研究段階と言えます。

2.私達の身近で使われているAI事例

身近なAI

では私達の身近で使われているAIは、どのようなものがあるのでしょうか。
例えば生活する上で使う様々な家電、外食の際に利用する飲食店、ビジネスシーンなどの様々な場面においてAIは既に活用されています。

AI搭載型の家電

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなど、家庭にある様々な家電にAIが搭載されています。

《AI搭載型 冷蔵庫》
シャープのAI搭載冷蔵庫は、無線LAN経由でクラウドサービスと接続し、献立の検索・提案、周辺スーパーの特売情報や特売品を使ったお薦めメニューなど、様々な情報を音声・画面で提供してくれます。
食材の購入履歴やメニューの相談履歴などをAIが学習し、その家庭にあったメニューをお薦めしてくれます。毎日の献立を考える手間が省けるため、日々のメニューに悩む方達から支持されています。

《AI搭載型 洗濯機》
日立のAI搭載洗濯機は、洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布動きなどの状況に合わせて、洗い方や運転時間を自動で調整してくれます。
例えば洗濯物の量に合わせて適切な水量を判断したり、洗濯物の汚れの量に応じて洗い時間を延長したり、化繊物が多い場合は使用水量を抑えるなど、状況に応じた洗い方を自動で行うことが可能です。従来の洗濯機に比べ洗濯物が綺麗に洗える他、水道代の節約にも繋がります。

《AI清掃ロボット》
ソフトバンクロボティクス社が提供するAI清掃ロボットは、清掃したいルートを事前に設定しておけば、2回目以降はボタン1つで記憶したルートを自動で清掃します。自動で障害物を検知して回避するなど、複数のセンサーを使い走行ルート上の障害物や段差、人の動きを検知し、状況に応じた回避や一時停止を行います。
清掃業界では採用難や高年齢化により、厳しい人材不足という課題に直面しています。自動で清掃をしてくれるAI清掃ロボットを導入することで、人材不足を解消しています。

飲食店でのAI活用

飲食店でもAIが活用が進んでいます。

《自動皿会計システム》
回転寿司大手の「スシロー」を運営するあきんどスシローは、新たなテクノロジーを導入した「次世代型スシロー店舗」を2019年6月26日にオープンしています。
自動受付・案内システムやセルフレジでの自動精算はさることながら、注目は「画像認識による自動皿会計システム」が使われていることです。
レーン上に設置されたカメラを用いた画像認識技術によって、皿をカウントする自動皿会計システムが導入されています。自動皿会計システムの導入は、従来の課題であった会計の待ち時間短縮や、皿の数え間違いによるトラブル減少が狙いとしてあります。
※出典:ITmediaビジネスオンライン(https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/25/news083.html)

《BakeryScan(ベーカリースキャン)》
スシロー同様、パン屋でも画像認識の技術が使われています。
購入客が複数のパンをトレーに載せてレジ横のカメラの下に置くと、画像認識からパンの種類を判別し、価格・数量から購入金額を算出する「BakeryScan(ベーカリースキャン)」というPOSレジがあります。BakeryScanでは、同じパンでも焼き色が違うといった色の違いも正確に認識することができます。
元々BakeryScanが作られた背景として、種類の多いパンの名前をアルバイト店員が覚えることができず、清算に時間がかかるようになったことから開発を検討したようです。

ビジネスシーンでのAI活用

既にビジネスシーンでも、AIは取り入れられています。

《AIによる店舗解析》
マーケティングの分野でもAIの導入が進んでいます。
例えば、小売の経営判断を支援する店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」は、店舗に設置したカメラなどのデバイスを通して、顧客の動きを数値化。来店客の顔画像からリピーター率や再来店数などを測定することができます。加えて、店内に設置したセンサーを活用して来店客の入店から購買までの動きを可視化、回遊状況や滞在状況を測定することも出来ます。
従来困難であった店舗来店客の行動をAIを使って測定することにより、店舗運営の課題をより具体的に発見できるようになります。

《経営者向けAI》
経営分析エンジン「SHARES AI」では、企業が自社の会計データをアップロードすると、同業種の企業と業績を比較したり、助成金の受給や最適な融資の申込み時期のアドバイスなどを行ってくれます。
従来の経営分析サービスは、売上推移や財務分析指標などをグラフ化(見える化)するまでが主流でしたが、SHARES AIでは具体的な提案までをAIがナビゲートしてくれます。

3.AIの今後

AIの今後

私達の生活をサポートしてくれるAI。今後AIの活用が進んでいく中で懸念されているのは「人間の仕事をAIが奪う」ことです。

定型業務のような自動化ができる業務は、AIが得意とする分野です。そのため、事務職や工場作業員などの仕事はAIに代替されると言われています。

一方で現時点でのAI技術は、データがたくさん集められないものの認識は不得意です。
例えばほんの2、3枚のカンガルーの写真を子供に見せると、子供は次からはカンガルーを見分けることができますが、コンピューターで同じことを実現しようとすると、1万枚もの写真を学習する必要があります。
AIは、ゴールが数値で表せてデータがたくさんある領域が得意な一方、人間が持っている経験や勘を頼りにした対応が苦手なため、正確に指示するために定量的な情報を与えなければならず、これが出来ない領域はAIにとって苦手な領域ということになります。

まだまだ課題はありますが、今後AIは人手が足りない領域に進出してくることが予想されます。

※出典:Enterprise Zine スン博士に訊く、「現在のAIが得意なこと、不得意なこと」(https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/12363)

4.まとめ

今回は、私達の身の回りで使われているAI事例を中心にご紹介させていただきました。
皆様のご参考になれば幸いです。

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