「うちの会社は入れるべき?」知っておきたいプライベートDMP導入のメリット


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企業のマーケティング活動において、今、改めて注目をされている「プライベートDMP」。
導入を検討している企業様も少なくないのではないでしょうか。

今回はプライベートDMPの導入を検討されるにあたり、知っておきたい3つのメリットをご紹介させていただきます。
少しでもご参考になれば幸いです。

目次
1.プライベートDMPを導入するメリット
2.プライベートDMPの今後
3.まとめ

1.プライベートDMPを導入するメリット

DMPとは「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)の略です。プライベートDMPを利用することで、社内に散在している様々なデータを一元管理し、分析・可視化、顧客に対するアクションを実施することができるようになります。

プライベートDMPとの違いでよく比較されるのは「パブリックDMP」ですが、プライベートDMPは企業内の顧客に関するデータ(自社データ)を使い様々なマーケティング施策に活用するのに対して、パブリックDMPは媒体社側の保有するオーディエンスデータ(外部データ)を使い主に広告配信に活用されるため、利用するデータと目的が異なります。

プライベートDMPとパブリックDMPの違い

プライベートDMPを導入するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

《プライベートDMP導入のメリット》
メリット①:分析・施策の業務効率化による作業工数の削減
メリット②:購買チャネルを横断した広告費用対効果の可視化
メリット③:顧客ステータスやタイミングに合わせた1to1アプローチ

以下、解説いたします。

メリット①:分析・施策の業務効率化による作業工数の削減

データを統合することで、マーケティングにおける分析や施策の業務効率化を図ることができます。例えば分析・施策の観点で、以下の課題が挙げられます。

●分析の課題
 日々の業務に必要なレポート作成に時間を取られているため、本来のやらなければならないマーケティング戦略の立案や実行に時間が取れない。
●施策の課題
 セグメントを抽出するためには、他部署(情報システム部)に依頼しなければならず、顧客に対してすぐにアプローチができない。

データが統合されていないことにより、本来の目的ではない作業に時間を割かれたり、タイムリーにアプローチができず機会損失を招いてしまうなど、様々な弊害が出てきます。

このような問題もデータが統合されることにより、分析面では必要なデータがすぐに管理画面から見ることができるようになるため、レポート作成の工数を大幅に削減し、本来ご担当者様がやるべき分析・施策立案の業務に時間を割くことができるようになります。
施策面ではセグメントの抽出を他部署を介すことなく、ご担当者様ご自身で抽出と施策を実施することができるようになります。スピーディーなアクションにより、機会損失の低減を図ることができます。

分析・施策の業務効率化による作業工数の削減

メリット②:購買チャネルを横断した広告費用対効果の可視化

2つ目のメリットとして、購買チャネルを横断した広告費用対効果の可視化が挙げられます。
ある単品通販企業のA社様を例にご紹介します。
A社様では新規獲得施策・リピート施策を異なる部署で実施しており、データも統合されていませんでした。

この時に課題として上がったのが「データが統合されていないため、優良顧客の獲得に向けてどの広告が効果的か分からない」ということでした。例えば初回購入はWebの場合でも、リピート購入は店舗や電話など別の購買チャネルを経由することも多く、最終的に優良顧客となった人達が最初どの広告がきっかけで購入したかが分からないという課題でした。

従来より広告などのプロモーションにおいては、CPA(※1)を算出し費用対効果を可視化していましたが、それだけでは限界を迎え、LTV(※2)の観点でプロモーション効果を把握する必要が出てきたのです。

(※1)CPA:Cost Per Acquisition の略。顧客獲得一人あたりの支払額のこと。
(※2)LTV:Lifetime Value の略。1人の顧客が初めてそのサービスや商品を購入してから辞めるまで、どれだけの利益をもたらしたかを表したもの。

購買チャネルを横断した費用対効果の可視化

またデータ統合することで、広告の費用対効果だけではなく、どのような購買プロセスが優良顧客になりやすいか?なども可視化することができます。

例えばある企業様では、Webサイトに会員が訪問した後、1ヵ月以内に店舗でどれだけWebで見られている商品が買われているかを検証しました。その結果、Webサイトに訪問後1ヵ月以内に店舗で購入した会員が5.9%いましたが、その内の64.6%(約半数以上)がサイトで閲覧したものと同じ商品を店舗で購入していたことが分かりました。

このように、データ統合を行うことで、従来は関連性が分からなかったチャネル間の購買プロセスも可視化できるため、まさしくオムニチャネルでの施策立案に役立てることが可能となります。

メリット③:顧客ステータスやタイミングに合わせた1to1アプローチ

顧客に対して1to1アプローチを行う場合、異なるチャネルやデバイスでも同じ内容でアプローチを行う必要があります。

例えば、Web、メール、アプリ、LINE、DM、店舗など様々なチャネルがある中で、顧客は購買に至るまで様々なチャネルを経由します。データ統合がされていない場合、同じ人でもチャネル間で紐付けを行うことができず、別の人として認識してしまうため、一貫したアプローチを行うことができません。
また、PC・スマートフォン・タブレットなど最近は複数のデバイスから商品を比較検討する顧客も増えたため、デバイス間でも顧客に合わせた1to1アプローチを行う必要があります。

異なるチャネルやデバイスを横断した1to1アプローチ

2.プライベートDMPの今後

現在マーケティング分野において、AIが注目されています。
プライベートDMPでデータを統合することで「顧客を分析・可視化」し「最適なアプローチ」ができるようになりました。今後は分析・可視化やアプローチをAIを使って、さらに効率よく自動化・最適化することが求められています。
マーケティング×AIの活用事例は増えており、例えば以下のようなことをAIで実施している企業もございます。

●見込客の発掘
 購入・成約・CVしそうな顧客など「○○しそうな顧客」をAIが自動で発掘
●行動パターンの可視化
 購入・成約・CVに繋がる顧客の行動パターンなど「効果に繋がる行動パターン」をAIが自動で可視化
●類似ユーザの抽出
 ディープラーニングによる類似ユーザの抽出で精緻なパーソナライズを実施

業務負荷の軽減はもちろんのこと、人の勘や経験だけでは気づけない「新しい気づき」を与えてくれる。AI活用は今後さらに広まっていくと考えています。

マーケティング×AI活用

3.まとめ

今回はプライベートDMPを導入するメリットとして、以下の3つをご紹介させていただきました。

《プライベートDMP導入のメリット》
メリット①:分析・施策の業務効率化による作業工数の削減
メリット②:購買チャネルを横断した広告費用対効果の可視化
メリット③:顧客ステータスやタイミングに合わせた1to1アプローチ

皆様のご参考になれば幸いです。

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