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アクセス解析を「サイト改善」に繋げるテクニック


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最近では一般的となったアクセス解析を活用したサイト改善。
しかし、傾向は見ているけど改善には繋げられていない、という方も多いのではないでしょうか。

今回、アクセス解析をサイトの改善に繋げる一つの方法として、「ユーザ単位の行動分析の活用」についてご紹介させていただきます。
少しでもご参考になれば幸いです。

目次
1.アクセス解析の利用目的
2.ユーザ単位の行動分析とは?
3.行動分析の活用方法
4.社内システムとの連携
5.まとめ

1.アクセス解析の利用目的

アクセス解析とは「ウェブサイトの現状把握や課題を発見するための分析手法」のことです。アクセス解析を行うためには専用の分析ツールが必要となります。一般的に有名なアクセス解析ツールは、無料で利用できるGoogleアナリティクスなどが挙げられます。

アクセス解析のツールを利用することで、サイト訪問者がどこから来て、サイト内でどのように遷移しているのかを可視化することができます。更にサイトのコンバージョン(CV)に対するプロモーションの効果測定やウェブのコンテンツ評価を行うことで、ウェブサイトのパフォーマンス改善に繋げることもできます。

アクセス解析の利用目的は、主に以下の項目が挙げられます。

アクセス解析の利用目的

 ●サイト全体の現状把握
  ・サイト全体のPV・直帰・離脱
  ・サイト訪問者の利用ブラウザ・OS・都道府県・ドメイン情報 など
 ●集客媒体の分析
  ・集客媒体(広告・SEO・他サイト・SNS)別の流入・直帰・離脱
  ・広告媒体別の流入・直帰・離脱 など
 ●コンテンツの分析
  ・ランディングページ(入口ページ)のPV・直帰・離脱・滞在時間
  ・キャンペーンページのPV・直帰・離脱・滞在時間 など
 ●サイト内導線の分析
  ・トップページからのページ遷移
  ・フォームの遷移率 など
 ●コンバージョン(CV)分析
  ・集客媒体別のCV
  ・ページ別のCV など
※利用目的によっては、アクセス解析以外に広告を分析する専用のツール(広告効果測定ツール)を使うなど、
 ツールの使い分けが必要な場合もあります。

このようにアクセス解析ツールを利用することで、様々な分析が可能となります。

しかし上記の分析だけでは、集客媒体やコンテンツの「評価」は出来ますが、想定したターゲットに適した訴求が出来ているかは分かりません。これからご紹介するユーザ単位の行動分析を行うことで、自社が想定しているターゲットに適したサイトの改善に繋げることができます。

2.ユーザ単位の行動分析とは?

ユーザ単位の行動分析とは1人のユーザが「どこから来て」「どんなページを見て」「コンバージョン(成果)に至ったか」という情報を活用して分析する方法となります。

ユーザ単位の行動分析とは

例えばあるキャンペーンページの分析をする場合、従来の分析であればPVや直帰/離脱、滞在時間などの数値からページを評価していきます。従来の分析でも、ページの評価をすることはできますが、ここで1つ障害となるのが、「どんな人が来ているか分からないため、実際の施策に落とし込むことが難しい」という点です。

本来新規の訪問者に対して購入を促すためのキャンペーンとして訴求をしていたのに、新規訪問者の購入率が低ければページの見直しを行わなければなりません。
このようにユーザ単位の行動分析ができると、特集ページに来ている新規ユーザ・再訪問ユーザの割合は?非会員・会員の割合は?といったようにユーザ軸の分析ができるため、自社が想定しているターゲットに訴求ができているかを評価することができます。

ユーザ軸で分析するメリット

3.行動分析の活用方法

では行動分析はどのように活用できるのでしょうか?
ユーザ単位の行動履歴を活用する場合、一般的にユーザをセグメントし、セグメント単位で集客媒体やコンテンツ・ページ評価などを行います。

<セグメントの例>
 ●新規訪問者
 ●再訪問者
 ●会員
 ●非会員
 ●会員登録しているが直近30日以内にCVがない
 ●カートまで到達しているがCVしていない など

例えば新規訪問者というセグメントを作成した場合、新規訪問者の集客媒体や閲覧しているページを把握することで、新規訪問者を獲得できている集客媒体や、よく見られているページなど傾向を把握することができます。
更に新規訪問者に向けて広告やコンテンツを展開している場合、こちら側が想定した通りに新規訪問者が動いてくれているかどうかも分析することができます。

(例)新規訪問者の集客媒体やページを分析する

セグメントで分析をする場合、条件を比較することでより詳細な分析も可能となります。

ある新規獲得向けのLP(ランディングページ)を例にご紹介します。

(例)LPをセグメント別で比較

最初にLP全体のセッション数の内、新規訪問者の割合を出します。上記の図の場合約28%となるため、新規獲得向けのLPではあるが、ターゲットに訴求が出来ていないということが分かります。

次に新規訪問者を「新規訪問者かつCVしたセグメント」と「新規訪問者かつCVしていないセグメント」で比較したところ、新規訪問かつCVありが1,027、新規訪問かつCVなしが2,373という結果がでました。新規訪問かつCVしていないセグメントの回遊率やリピート率が低い場合は、CVを促す必要がありますのでこのターゲット層に対して回遊率を上げる施策(LPOやA/Bテスト、ターゲティングなど)を実施します。

このように、アクセス解析をサイトの改善に繋げるためには、ユーザの行動を分析することが必要となります。

4.社内システムとの連携

ユーザ単位の行動履歴を社内システムと連携することで、更に活用ができます。

CVしたユーザの流入履歴や閲覧履歴をEC・通販であれば基幹システムやBIツールと連携したり、BtoBであればSFAと連携したり、自社の営業に情報を渡して個別アプローチに活用する事例も増えてきています。

ユーザ単位の流入履歴・ページ閲覧履歴の活用

5.まとめ

今回はアクセス解析を「サイト改善」に繋げるテクニックとして、ユーザ単位の行動履歴の活用についてご紹介させていただきました。
皆様のご参考になれば幸いです。

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